臨床心理学科

Department of Clinical Psychology

【臨床心理学科】村澤先生の『異界の歩き方』が紀伊國屋じんぶん大賞12位に入選しました!

2025.03.03

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書影

『異界の歩き方』の書影

村澤先生の『異界の歩き方』が紀伊國屋じんぶん大賞12位に入選しました!

村澤先生

2024年の「べてる祭り」で作成してもらった自著のパネルと共に

2025年1月に発表された「紀伊國屋じんぶん大賞」で、昨年9月に発売された心理学部の村澤和多里先生の新著『異界の歩き方』が12位に入選しました!
 
紀伊國屋じんぶん大賞は、紀伊國屋書店が主催する人文書籍の賞で、一般読者の投票、社内選考委員およびスタッフ有志の投票によって決定しています。今回は2023年11月~2024年11月までに刊行された書籍からベスト30が発表されました。
 
本学図書館にも所蔵しておりますので、ぜひみなさんも手に取ってみてください。
村澤先生は、新著の準備中とのこと、次の著作にも期待ですね!
 
【紀伊國屋じんぶん大賞のHPからの抜粋】
「わくわくする書き出しでした。当事者研究と異界(この世の日常的なことわりと違う世界)、読み進めて行くうちにこれまでの興味がまたイメージの世界で動き出して、新しいコンスタレーションが浮かんできました。なるほど、ガタリ?中井久夫が足元を照らし、異界へ誘ってくれました。(匿名希望さん(一般))」

【村澤先生のコメント】
まさか入選するとは思っていませんでした。それも第12位とは、とても嬉しいです。応援してくださった読者の皆さま、紀伊國屋のスタッフの皆さまには心より感謝いたします。この本では「心のケア」の新しいあり方について思索しました。心の「病い」を「治す」という考え方ではなく、それを新たな生き方を開く「扉」と考えて、そこから「異界」をくぐり抜けることが大事だと考えています。

 

写真

紀伊國屋じんぶん大賞2025のリーフ

  • 発行日: 2025.03.03