臨床心理学科
Department of Clinical Psychology
【臨床心理学科】村澤先生の『異界の歩き方』が紀伊國屋じんぶん大賞12位に入選しました!
村澤先生の『異界の歩き方』が紀伊國屋じんぶん大賞12位に入選しました!
2025年1月に発表された「紀伊國屋じんぶん大賞」で、昨年9月に発売された心理学部の村澤和多里先生の新著『異界の歩き方』が12位に入選しました!
紀伊國屋じんぶん大賞は、紀伊國屋書店が主催する人文書籍の賞で、一般読者の投票、社内選考委員およびスタッフ有志の投票によって決定しています。今回は2023年11月~2024年11月までに刊行された書籍からベスト30が発表されました。
本学図書館にも所蔵しておりますので、ぜひみなさんも手に取ってみてください。
村澤先生は、新著の準備中とのこと、次の著作にも期待ですね!
【紀伊國屋じんぶん大賞のHPからの抜粋】
「わくわくする書き出しでした。当事者研究と異界(この世の日常的なことわりと違う世界)、読み進めて行くうちにこれまでの興味がまたイメージの世界で動き出して、新しいコンスタレーションが浮かんできました。なるほど、ガタリ?中井久夫が足元を照らし、異界へ誘ってくれました。(匿名希望さん(一般))」
【村澤先生のコメント】
まさか入選するとは思っていませんでした。それも第12位とは、とても嬉しいです。応援してくださった読者の皆さま、紀伊國屋のスタッフの皆さまには心より感謝いたします。この本では「心のケア」の新しいあり方について思索しました。心の「病い」を「治す」という考え方ではなく、それを新たな生き方を開く「扉」と考えて、そこから「異界」をくぐり抜けることが大事だと考えています。