経営学部

Faculty of Business Administration

経営学部とは About us

経営学部は「現場で学ぶ、現場から学ぶ」を学究のスタンスとして、「社会人としての生命力」の基礎を養い、
企業と地域社会の即戦力として活躍できる人材、現在の地域社会において必要とされている人材を育成します。
《経済学部と経営学部は2021年度より経済経営学部に再編?統合されています》

学部長挨拶Greetings from the Dean

経営学部長 経済経営学部長 浅川 雅己

 経済経営学部は、経済学部と経営学部が培ってきた学問的資産を統合し、新たな時代に対応するために設立された学部です。学部統合から4年が経過し、2025年度からは新しいカリキュラム体系に移行します。
 経済学科では、地域経済と応用経済の2つのコースを設置し、学生が自身の関心や進路に応じて専門性を深められるようにしています。加えて、どちらのコースの学生も自由に選択できる4つのキャリア?アップ?プログラム(公務?金融?IT?宅建)を導入し、就業力の向上を支援する実践的な性格もあわせもつカリキュラムへと進化しました。
 一方、経営学科では、「問題発見?問題解決」型経営学の理論の基礎と応用に加え、会計学についても学ぶことで経営の手法と意識を育成しています。また、座学で学んだ知識を実際に体験する形で応用?実践することで、経営学と実社会との接点を重視した教育に力を入れています。
 経済経営学部は、これら二つの学科の特色を融合し、現代社会の要請に応えることを目指しています。グローバル経済の進展とAI?デジタル技術の革新が急速に進み、データの活用と分析が重要になっています。たとえば、経済学科の「行動経済学」は、AIを活用した消費者行動の解析や意思決定の最適化に寄与し、「医療経済学」は、ビッグデータとデジタル技術を駆使した医療政策の評価やヘルスケアの効率化に貢献します。他方で経営学科の「商品?サービス開発実践」 は、地域資源を活かした商品?サービスの企画、ブランド構築やデータ分析を活用した市場調査や消費者行動分析を通じて、より実践的な商品やサービスの開発を行います。こうした技術と学問、それらを応用した実践の融合により、地域経済の潜在力を最大限に引き出し、新たな価値を創出することが求められています。その実現をより確実なものにするために両学科の新カリキュラムでは,それぞれの開講科目に加え,両学科の共同開講科目を設置し順次開講していく予定です。
 経済経営学部は、経済学?経営学を一つの学部に統合し、情報工学、統計学、社会学、教育学などの視点も取り入れ、学際的に課題に取り組む斬新な教育モデルを構築しました。

もっと読む

経営学部で学ぶこと Learning at Faculty

  • 01 会計学

    会社などの活動を数字で記述する学問です

  • 02 ファイナンス

    どこからどうやってお金を調達するか、どうやってお金を運用するかを考える学問です。

  • 03 経営学

    会社や組織を効率よく運営するための学問です。

  • 会計とファイナンスの融合(会計ファイナンス学科)

    会計ファイナンス学科は、会計とファイナンスの2つの領域にまたがる幅広い知識を持った人材を育成します。 今日の会計制度の変化、企業経営のあり方の変化と密接に結びついており、特に金融領域の変容が大きな影響を及ぼしています。そのため、会計とファイナンス両領域の知識を合わせ持つ人材が求められています。 会計とファイナンス─この2つの領域を体系的に学ぶことができる科目群を配置することで、専門的でフレキシブルなスキルを持った人材を育成します。

  • 社会人としての生命力の育成を重視(経営学科)

    現代の社会人に求められているのは、上司に言われたことを黙々とこなしていくというタイプではありません。自ら問題を発見し、その問題を解決できる能力が問われています。経営学科はその問題発見および解決能力を養う、ビジネスシーンに適応したカリキュラム編成となっています。「ITコーディネート論」「ITソリューション論」「メディア応用論」「リスクマネジメント論」などを積極的に取り入れ、社会人としての生命力の育成に取り組みます。

  • “one to one”の少人数ゼミナール教育を重視(経営学科)

    1年次の「基礎ゼミナール」の後、2年次の「専門ゼミナール」、3年次から4年次までの「応用ゼミナール」および「卒業論文」という少人数のゼミナールを設置しています。担当教員の専門性に沿って、学生がテーマを持ち学習を深めることができます。