経済学部の土居ゼミが、2016年12月10日に釧路公立大学で開催された第7回合同研究発表大会SCANに参加しました。SCANでは、異なる大学のゼミが合同で研究発表を行うことで、普段はなかなか関わりあうことの難しいほかの大学の学生と交流することができます。今回は、本学以外に8校から計18グループが参加し、研究発表を行いました。研究発表会の後には懇親会が開催され、他大学の学生や教員との交流も行われました。
土居ゼミは、「北海道の空港民営化」というテーマで報告を行いました。現在、新千歳空港をはじめとする道内の空港を民営化する話が進められています。土居ゼミでは、空港収支や旅客数のデータから、北海道の空港を民営化した場合に買い手がつくのかどうかを考え、また、民営化を成功させるための政策案を考えました。
発表準備のためには、リーダーの稲岡君を中心に、授業の合間にコラボレーションセンター(パソコンや大型モニターがありグループワークができる場所)で作業したり、休日にも大学に来て図書館で相談したりしていました。大変だったとは思いますが、共同でひとつの問題について調べ、スライドを作り、人前で発表することをやりきったという経験は、卒業後に社会で仕事をする際にかならず生きると思います。