第2回オープンキャンパスが7月27日(日)に開催されました.全体説明会の後,11時40分から12時40分にわたって,経済学部学科説明とミニ講義が行われました.経済学部の加藤美穂子教務委員長が経済学科説明,経済学部学生による活動講話,次に,平澤亨輔教授がミニ講義を行いました.
学科説明,学生の講話,ならびにミニ講義の内容は以下の通りです.
1.経済学科の説明
新しい教育課程の特徴を以下の6点にまとめて説明されました.
(1)基礎力(社会人基礎力)とキャリア教育
(2)経済学的思考力の養成
(3)専門教育と「国際経済コース」,「地域経済コース」,「CUP(キャリア?アップ?プログラム)コース」
(4)4年間一貫したゼミナール教育
(5)実践教育(フィールドワーク)と現場理解
(6)英語教育と異文化理解
上の(3)のコースの説明では,前者の2コースが経済学部の伝統的な教育内容を継承した課程であり,また,法学部との共同運営のCUPコースは,職業を意識した4つのプログラムで構成され,公務員養成(警察官,消防士,地方公務員など),金融関連の職業(銀行員や証券マンや保険外務員など),ITパスポート,社会調査士などを目指すプログラムの構成であることが説明されました.
2.学生の講話
経済学部4年生の齊藤健太君から,大学生活のすごしかた,ゼミ活動やサークル活動で学んだこと,就職活動では行動力が大切であることなどのお話しがありました.
3.ミニ講義
地域経済コースの平澤亨輔教授から「人口減少社会,グローバル化と北海道北海道で地域再生を考える」というテーマでミニ講義が行われました.人口減少社会において北海道の市町村の将来の人口がどうなるかを示した後,北海道の小さな市町村がどうやってまちを維持していけば良いのかという点を中心に講義が行われました.その中で地域の資源を生かす,6次産業化などとともに,グローバル化社会の中で水産物などの輸出や海外からの観光客を増加させることが重要であることを北海道の実例を挙げながら話されました.最後に,まちづくりは人づくりが重要であることが指摘し,「まちを育てる人を育てなければまちは育たない」という言葉で締めくくりました.
引き続き13時から本学のG館8階で個別説明会が行われ,教員2名が対応しました.経済学科のより詳しい内容,AO入試などについて保護者や高校生の質問に対応しました.