自らの体験から具体的な構想へ
12月半ばの「ものづくりと子ども発達」Bグループの授業でそば打ちを体験しました。「おいしいそばを作り食す」は各人なりに達成するとして、この体験のねらいは、そば打ちならではの食材や道具を用いて仲間と一緒にそばを作る過程を通して、実際に何を感じとり、どのような苦労や工夫をし、どのような達成があったかを身を持って知るところにあります。
5つの小グループごとに、メンバーがかわるがわる道具を手にしてそばを打しました。生地をきれいにのばし、それを器用に切って、とても見栄えのいいおそばができたグループもありました。
この授業を補助する3名のSAは、そば米雑炊をおいしく調理し、履修する後輩学生にふるまってくれました。
翌週、この体験を小学生の子どもたちがするとしたら、それは何を学ぶ機会になるか?を議論し、さらに小学生20人を対象にそば打ち体験の行事プランをまとめたレポートに仕上げました。自ら体験することで、その体験にある潜在的な学習の可能性に気づき、その理解をもって具体的な行事を構想する??。学生の皆さん、真摯に取り組んでいました。
(by Suzuki)