10月28日(土)に、札幌大谷大学(セレスタ札幌教室)にて実用英語教育学会 (SPELT) の研究会が行われ、英文科4年生の中井俊君と大西地塩君が共同発表をしました。 内容は彼らが2015年度から取り組んできた絵本翻訳プロジェクトについてで、室蘭在住の絵本作家である関根勝治さんの作品『賢梟(けんきょう)人物戯画 ホロホロ日記』を7ヶ国語に翻訳し、新たに “Owl Stories” という動画絵本を制作するまでの経緯を紹介した上で、そこから学んだこと、感じたことを生き生きと語っていました。
発表の中で、2人は「このプロジェクト型の授業に参加して、創造性と主体性が身に付きました。同時に、他の人と協調しながら作業を進めることの難しさも感じました。コミュニケーションには楽しさも苦しさもありますが、相手の話をよく聞くことで相互理解が生まれ、こちらの考えも伝わりやすくなるということを改めて実感しました。今後のコミュニケーション教育は、このように協調性を学べるくらい深いものであってほしいです。」と話していました。 参加していたフロアの人々も、2人の話や上映されたDVD作品に興味深く耳を傾けていました。大学生が学会発表に挑戦するのはとても意義のあることなので、今後もこのような機会があれば、どんどんチャレンジしていってほしいと思います!