教職課程を履修している4年生は、学校現場で「先生」の仕事全般を経験する教育実習が始まります。教育実習では、生徒たちとの関わりを通し生徒理解を深めるとともに、「教育のプロ」である現場の先生方から「プロの技」を学ぶこともできます。
学校現場での実践的、多面的な学びを通し、自身のスキルを高めてほしいと思います。
教育実習に向けてのみんなの決意を感じます
4月19日(金)に開催された教育実習生交流会では、それぞれの校種ごとに実習生となる学生からスピーチがありました。
英語英米文学科は、下川部さんが代表で、「これまで成長できたのは、在线麻将平台_打麻将平台-app下載に送り出してくれた保護者のみなさん、指導いただいた大学の先生方や職員の皆さんのおかげです。実習でも多くの事を学んで、さらに成長できるよう頑張ってきます」と語ってくれました。
3週間の実習という短い期間でも、子どもたちは大きく成長します。そして、実習するみなさんも。
実習では大変なことも多いと思いますが、先輩たちもみな同じように悩み、乗り越え、歩んできた道です。みなさんには支えてくれる人たちがいます。そして、生徒や誰かの支えになれるはずです。充実した実習になることを願っています。
岡崎清先生が教育実習をされた際のご自身の教育実習日誌や生徒さんからいただいた記念の資料を見せてくださいました
教育実習へ向けての準備と指導は時間をかけて行われます
教育実習生交流会に先駆け、事前指導として、過日、模擬授業研究会がありました。
教育実習生は、「先生」として授業を行い、その後に全員で振り返りを行うことを、前年度から何度も繰り返してきました。
今日は、その最終日。4年生の大野さんが先生として教壇に立ちました。
「先生」がどこを工夫して授業をしているか、自分が参考にできるところはないかなど、全身をアンテナにしている様子です
模擬授業を始めた頃の学生のみなさんは、教室の前で話すのも緊張していましたが、今回の模擬授業では、学習指導要領を踏まえた教科書分析や指導案作成、そして、50分の授業も英語で指導できるようになりました。
授業後の振り返りでは、生徒に「できる」実感を持たせる授業や、「互いの考えや気持ちを伝え合う言語活動」ができていたかなど、授業者と生徒役の学生で、成果と課題を確認しました。その中で「目標を達成し生徒の英語力を高めるためには50分という時間は本当に短いと感じる」「言語活動を充実させるためには、英語での指示を分かりやすくしなければならない」などの意見が交わされました。
リフレクションシートでも「『単元を通してどんな力を身につけさせたいか』という目標を明確にすること」「良い授業をするためには事前の教材研究が重要」と、意識の高まりも見られ、確かな成長を感じました。
それぞれのグループワークの様子をひとつひとつ見て、質問を受けている大野さん
いよいよ教育実習が始まります。将来、出会うであろう生徒のため、また、理想とする自分になるためにも、今できることを頑張ってほしいと思います。
- 発行日: 2024.04.25
- 在线麻将平台_打麻将平台-app下載 人文学部 英語英米文学科
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