[活動紹介]授業のようすをご紹介します~心理学実験実習~
人間科学科では、2年生以降に、さまざまな実習を通じて体験的に学ぶ科目が配置されています。心理学領域では、心理学実験実習Ⅰ(前期)と、心理学実験実習Ⅱ(後期)がそれにあたります。ちなみに、この授業の単位は、「認定心理士資格」の必修単位にもなっています。
この「認定心理士資格」について詳しく知りたい方は、
ここでは、心理学実験実習Ⅰで行われた、ストループ効果の実験の様子をご紹介します。ストループ効果とは、2つ以上の情報が同時に示されるとき、それらの情報が邪魔しあう(=干渉する)ことで、情報の処理が遅れる現象を言います。 「認知心理学」などの分野で、特によく知られる現象です。
この授業の受講生たちは、教員の説明を受けて実験に参加するだけではありません。元々の実験を発展させた自分たち独自の実験計画を考え、実際にデータを取り、分析し、考察し、レポートにまとめます。そのような活動を通じて、心理学を深く学び、分析的に考える力をつけていきます。
そうやって培った力は、大学での学習場面だけではなく、社会に出てからもきっと生きてくることでしょう。レポート作成は大変だけど、がんばれ、受講生の皆さん!
<記事と写真?心理学領域:舛田弘子>