〈お知らせ〉【学術交流協定】瀋陽大学から本学へ現地視察

【学術交流協定】瀋陽大学から本学へ現地視察

今年の6月に中国遼寧省瀋陽市(札幌市の姉妹都市)にある瀋陽大学と学術交流協定を締結しました。
これに伴い瀋陽大学外国語学院から、長年日本語教育に携わっている劉波先生、崔明美先生のお二人が視察のため訪れています。滞在期間は約1ヶ月間で、日本語関連の講義を見学する予定です。
 
本日は、白石英才教授(経済学部)の「言語と社会」に出席され、講義の後にお二人にお話しを伺ってみました。
 
瀋陽大学の日本語学科には全学年で170名ほどの学生がいるそうです。近年、日本企業の撤退などが増えており、就職につながりにくくなったため、日本語を勉強する学生は少し減っているとのことでした。ただ、日本語学科とは別に、日本の企業がスポンサーのようになっている日本語クラスがあるそうです。
 
次に、生活環境について伺いました。江別での1ヶ月は大学の近くのアパートに住まわれているそうです。瀋陽市は現在-10度を超える気温のため、寒さの心配は思ったほどではなく、こちらは過ごしやすいそうです。
中国では大気汚染が問題となっていますが、こちらは空気がとても綺麗だと言っていました。水道の水も直接飲むことができますと伝えたところ、大変驚いていました。
 
講義に出席する二人の先生

講義に出席する二人の先生

講義に出席する二人の先生

講義に出席する二人の先生

 本学の印象を聞いたところ、瀋陽大学に比べると学生がまばらに感じるそうです。しかし先生たちは一生懸命に学生に丁寧に対応している、特に講義の準備なども一生懸命やっている印象がうかがえるそうです。
先生と学生の関係において、瀋陽大学ではもっと上下関係が明確で、先生は学生に対し、きびしいそうです。その点、本学の先生と学生の関係はフレンドリーな感じがするそうです。
 
瀋陽大学では、1講時は8時から始まり、1講90分は日本と同じですが、中間に10分間の休憩時間があるため9時40分に終わります。敷地内に川があり南から北のキャンパスへ移動する時間が必要で、1講時と2講時の間が30分も空いているそうです。
本学の施設において、学生の自由に時間を過ごす場所がたくさんあっていいですねと言うことでした。瀋陽大学では学生の居場所は、教室か寮か図書館くらいしかないそうです。

今回は、江別に来られて1週間しか経っていないところでの第一印象を伺いましたが、あと3週間ほどの滞在で、印象がどのように変わるかまた伺いたいと思います。
 
  • 発行日: 2017年12月04日
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